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ギターのネックとブリッジ部分

またリフレットするの?

Kojiro Tanaka

またリフレットするの?

以前組んだギターが納得行かないので指板修正からやり直します(part2)

またリフレットするの?

素体は以前組んだプロトタイプモドキですね。
折角Freedomのステンレスフレットを使ってやったんですけど、主にここがダメ

前回のストラトの指板修正で感触を得たので、色々やってみます。

今回の作戦

ウクライナ製のネックに関しては「本来スネークヘッドはトラスロッドレスなのでトラスロッドは回さない状態で仕込み、あくまで補助的な扱いとして使ってもらう」といったような意図をもって製作されている可能性もあり、気候が違う日本に持ち込んでネックが動くのも本来想定していないだろうため、この件については製作者を悪く言うことは出来ない。ただこういう事もあるよねって事で。。

指板修正

トラスロッドロッドを逆反り向きに効く(弦の張力に抗う)ように回して、まあ派手に逆反りする。

またリフレットするの?

1~21Fまで定規であてがうと、0.5mmくらいの隙間が出来る(もう既に打った後ですが…)

しかも「ネック自体が若干「く」の時に折れてる」ようにねじれている為、完全な真っ直ぐに戻すにはそもそもネックに圧力を掛ける等大掛かりな機材と手法が必要になりそうで、まあDIYなのでこのねじれを許容した上でグッドコンディションを目指すのが今回の目標です。
で、ざっくり手持ちの9.5Rのサンディングブロックで1~6弦まで同じラインでRが付くようにねじれを整えつつ、1~6弦に渡って水平が出るように整えた所、逆反りの支点になる7~8フレット付近のフレットの溝の深さが0.5mmほど削れた。ネックのグリップもそれに合わせて中央が窪むようになっているはずなのですが、握って違和感が無いので良しとします。Jescarのタングの深さは1.8mm強あるので、HOSCOの0.53mmのフレットソーで適当にゴシゴシ。
ソーの幅については諸説あるのですが、Jescarの47095はほぼ0.53mm幅なので、0.5mmのソーで掘って何かトラブるよりはタング幅とほぼ同じか、ほんの気持ち太いスロットを切った方が良いんじゃないかという判断。

フレットを打つ

またリフレットするの?

一応真っ直ぐは出た。左右にねじれてるのはどうしようもない。

Jescarは一応9.5R前後のRが付いているプレカット済みのやつをサウンドハウスで購入。若干Rが足りない気がするので気持ち曲げて挿入していきます。接着剤等はナシで行ったのだけれど、他のフレットをハンマーでカンカン打つときに浮いてくるフレットもあったので、タイトボンドを注射器みたいなので吸って溝に入れて打つアプローチは今度試してみようと思う所。指板をしっかり整えた上でフレットを打ち込んで、短めのステンレス定規であてがって飛び出ている所を更に増打ちして…を3周くらい繰り返した後、全体を軽くサンディング。下準備をしてサンディングを最小限に抑える試みはうまくいった感。

完成

またリフレットするの?

Fenderボディー×謎ネック達。

弦を貼って30度くらいロッドを戻したら「1Fと21Fを抑えてバズりながらも微妙に鳴る程度の順反り」になったのでまあそこそこ狙い通りといった感じに。弦高は12F読みで弦の下端まで1.5mm~1.7mmといった所です。デッドポイントも厳密に見ると微妙にバズ気味のポジションもあるものの、今まで打った中では個人的に成長を感じる仕上がり。何よりフレットのすり合わせが気持ち程度で済んだので角がちゃんと立って綺麗なトーンになっているので良い。

やるたびに反省点・改善点が見つかるものの、その分改善に関するトライの結果は目に見えて得られるので「これだからギターいじりは辞めらんねェ」って気持ちなのですが、逆にこれらの作業を文句のないクオリティで行えるプロの仕事がたった5万そこらで出来るのってリペアマン凄すぎませんか…
逆に、こんな作業完璧にするのは職人でも難しいよなあってやりながら思うので、手持ちのちゃんとしたギター(フジゲン)のリフレットこそはDIYではなく然るべき所に依頼しようと思った次第。

このギターは雰囲気的に汚れてナンボだと思ってるので、ガシガシ汚してナチュラルレリックになるまで弾き込むのが次の改造プロセスです。おわり。

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